基本的相性

自分から見て「危」の人は危険を表し、「成」の人は成功を表しています。互いの価値観や感性の違いなどが原因で、微妙な心のズレが繰り返されます。そうした対照的なところに惹かれて関係がスタートするケースが多いでしょう。気が合うときは、これ以上ないというほど意見も一致しますが、相手の考えに違和感を抱くことが多いので、ときに衝突することも。そんな適度なぶつかり合いが絶妙なスパイスとなって、意外に関係は長続きします。現実面では良い影響を及ぼす関係なので、お金や仕事が絡むほどに発展する組み合わせです。衝突したり、ぶつかり合うこともありますが、よい意味でライバル関係になって、大きな刺激と充実感を味わえるような関係になるでしょう。場面に応じてイニシアチブを譲り合うことができれば、お互いの関係は得がたいものに変わってゆきます。

恋愛・結婚の相性

いったんぶつかり合うと、歯に着せぬ喧嘩に発展してしまうこともあり、なかなか腹の虫が収まりません。相談なしに何でも好き勝手に決めてしまうことが多く、腹立たしさを感じることも。異質な感情を持ち合わせていますが、お互いの違いをアッサリ認め合うことができるので、喧嘩するほどに仲が良い関係が築けます。でも、行動ペースがあまりにも違いすぎるため、イライラさせられます。

結婚生活は案外うまく運びます。耳の痛いことを言い合うこともありますが、執拗に詮索したり、無用な干渉は少ないでしょう。でも、お金の切れ目が縁の切れ目となるケースも多く、金銭的なトラブルが発生した場合は、アッサリ離婚してしまうこともあります。現実的には頼れる相手ですが、精神的にはすれ違いが多く、二人の関係に隙間風を吹かせるような出来事も否めないかもしれません。

仕事の相性

切磋琢磨しながらお互いが成長できる関係です。現実面では目的が一致するケースが多いので、常に対等な関係を築くことができ、頼れる存在となります。互いの使いどころを心得ているため、お金や仕事が絡むほどに経済面での発展が約束されます。ただ、相手の言っている意味を取り違えることが多く、その意味を理解できないまま放置しておくと、トラブルが生じる危険性があります。また、メールや電話でのやり取りでも誤解を招くような言動になりやすいので、内容を復唱したり、相手の話を最後まで聴くなど細心の注意と確認を怠らないようにしましょう。そして、意見が分かれた場合は、正面からぶつかるのではなく、どこかで相手を立ててあげる賢さを持つことも大切ということを覚えておいて。決して焦らず互いの長所を評価していけば、最強のコンビネーションに。さらに、場面に応じてイニシアチブを譲り合うことができれば、お互いの関係は得がたいものに変わって行きます。